COLUMNコラム
2025.05.28
60代から資産運用ってもう遅いと諦めてませんか?FPが解説!

「60代から資産運用なんて、もう遅いのでは……」 そう思って諦めてしまっている方はいませんか?
ハートリンクコンサルティングでは、日々60代以降のお客様と向き合い、 「今からできる資産運用」を一緒に考えています。 実は、60代だからこそできること、60代だからこそ考えてほしいことがたくさんあります。 この記事では、初心者の方にもわかりやすく、資産運用の考え方と具体例を解説します。
60代の資産運用、若い世代と何が違う?
まず、20〜40代の子育て世代は、資産運用の「時間」はたっぷりありますが、まとまった資金は少ないことが多いです。 一方で、60代は、退職金や長年の貯蓄など、まとまったお金を持っている方が多いのが特徴です。
でもだからこそ、「失敗したらどうしよう……」「もう回収する時間がないのでは?」という不安から、 なかなか資産運用に踏み出せない方が多いのです。
ハートリンクでは、そういった方に寄り添い、 「ご自身の目的と状況に合った資産運用の選び方」を提案しています。
一括投資と積立投資の違いを理解する
例えば、手元に1000万円の資金があったとします。 これを10年間で運用する場合、次の2つの方法があります。
1000万円を一括で投資する
毎年100万円ずつ10年間に分けて投資する(積立投資)
結論から言えば、同じ投資先・同じ利回りなら、一括投資のほうが成果は大きくなります。 なぜなら、投資元本が早い段階から大きく動き出し、複利効果を最大限に活かせるからです。 つまり、一括投資のほうが効率的で成果が期待できるのです!
ただし、株式投資など値動きの激しい資産においてはリスク管理が必要です。 それでも60代の方には、まとまった資金を最大限活かす戦略として、一括投資が有力な選択肢となります。
さらに重要なのは、資金の種類です。 貯金だけではなく、例えば退職金、民間の年金保険、貯蓄型の生命保険なども見直す価値があります。 特に年金保険は10年確定型や終身型などさまざまですが、利率が低いタイプであれば、 確定で年金を受け取るよりも、その年金の原資としてのまとまった資金を取り崩しながら運用したほうが、 成果を期待できるケースもあります。
株式だけじゃない!リスクを抑える選択肢
60代以降の資産運用では、「株式だけに頼らない」ことが重要です。 具体的には、以下のような方法があります。
- 株式と債券を組み合わせた分散投資:リスクを分散して値動きを抑える
- 外貨建て商品:為替リスクはあるものの、金利収入を得る方法
つまり、資産運用といっても、必ずしも株式投資だけではなく、 さまざまな手段を組み合わせることでリスクを軽減することができるのです。
60代だからこそ、FPに相談しよう!
「資産運用って難しそう」「損をしたら困る」 そう感じる方は、ぜひファイナンシャルプランナー(FP)に相談してください。
FPは、資産運用の専門家です。 あなたの資産状況、家族構成、ライフプラン、老後の目標に合わせて、 どんな商品をどのくらいの金額で運用すればよいのか、具体的に提案してくれます。
ハートリンクコンサルティングでは、 「60代からでも資産運用は遅くない」ことを、多くのお客様に伝えてきました。
まとめ 〜60代からでも始められる未来の準備〜
60代の資産運用は、決して「遅い」ことはありません。
まとまった資金を持っているからこそ、適切な商品選びと分散投資が大切
外貨建て商品など、株式以外の選択肢もある
年金保険や貯蓄型保険の資金を見直し、より有効に運用する戦略も検討できる
自分の状況に合った資産運用をすることで、不安を減らし、安心できる老後を準備できる
老後の生活を守るための資産運用は、正しい知識と専門家のサポートがあれば、怖くありません。 ぜひこの機会に、資産運用について前向きに考えてみてください。